僕の起業ストーリー

「最初の就職」

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僕は神戸大学発達科学部を卒業、大手衣料品チェーン店に
就職しました。

就職活動は大学3回生の頃からなんとなく
していたのですが、やりたくないことを消していった
結果、衣料品業界しか残らなかったのです。

そこで、就職活動をして運良く大手衣料品チェーン店に
正社員として内定をいただきました。

初めての社会人ということで楽しく仕事をして
人間関係も良好。

仕事内容は肉体労働が多かったのですが、
職場の皆さんと仲良く、また同期とも仲良く
過ごしていけたのがとても楽しかったのです。

ただ、この頃実は、歌が歌えないことがすごく
ストレスになっていました。

僕は高校から合唱部で歌をやっていて、
歌うのが何より好きで、プロにボイストレーニングを
たくさんしていただいたり、24時間中12時間
歌ったりなど歌中心の生活でした。

ところが衣料品業界なのでわかってはいたことですが、
土日が休みではなく合唱団の練習にも参加ができない。

そのことがどんどんどんどんストレスとして
蓄積していったのです。

そこでなんとなく転職活動を始めました。

◯◯ルートさんになんとなく電話をかけて
そのまま流れで転職活動しましょうかということに
なり、ポツポツ面接を受けていました。

肉体労働が激しかったので、今度はホワイトカラーの仕事
、オフィスでパソコン触る感じの仕事がしたいなあと
思って、ある会社の経理を受けて内定が出たのです。

これでまた歌える
そう思って、衣料品業界をわずか1年ほどで辞めました。

「2回目の就職」

KS02
2回目の就職は最初はワクワクしていました。

しかし、すぐにうまくいかなくなりました。

上司との人間関係がうまくいかず、
毎日毎日叱られて半分うつ状態のように
なりました。

会社に行く電車の中で胃痛から乗ってられなくなり、
たった5分で着く距離を、1時間かかって
通勤したりしていました。

それでも諦めず誰より早い時間に会社に行き、
働いていたのですが、認められず逆に怒られることが
増える一方でした。

毎日現実逃避しがちになりました。

彼女に毎日のように電話をかけて
依存していました。

依存しなければ生きていけない気がしていました。

そんな時期に友人からネットワークビジネスの話が
来ました。

僕は何の偏見もなく、魅了され取り組み始めました。

ネットワークビジネスに集まるメンバーが会社にいないような
ポジティブな人ばかりで夢がたくさん見れて
どんどんどんどん魅了され、そして今考えればですが、
依存するようになっていました。

セミナーも深夜参加して朝帰りになることも
多く、自分は頑張っている、必ず結果が出ると信じていました。
ただ、かたっぱしから声をかけて、
自分のためだけに動いていた僕は多くの友人と
お金を失うことになります。

新製品が出るたびに商品を買い込み、人に出会えばすぐに
ビジネスの話をして、信頼関係をどんどん失っていきました。

そして貯金もなくなり、友人も離れていって途方に暮れていた
頃、自己啓発セミナーに出会いました。

ここなら自分を変えられる、ネットワークビジネスで
再起できると思い、プログラムに参加し始めたのです。

ですが、思っていたのと違い、まず初回のコンサルティングで
ネットワークビジネスで稼ぐことは難しいと教えられました。

当時僕はそれしか手段を知らなかったので絶望に
暮れました。

そこで自己啓発コンテンツを売らないかということで
会社が販売しているカリキュラムを売り始めました。

同時に、経営プログラムも受けて起業することも
勧められました。

僕は自己啓発カリキュラムを売りながら、
自分が何をしたいか考えました。

僕には歌しかない
そう思ってましたが、そこを掘り下げていくと
歌、の前に、声にすごくこだわりがあることが発見できました。

そこで、ボイストレーニングの会社を作ろうと決めて
税理士事務所に電話をして、そのままの流れで
3月14日に起業しました。

そして調子に乗って起業したことをfacebookであげた所
会社にバレてしまい、解雇に成ってしまったのです。

「一人で働き始めました」

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解雇になった日、ベッドで泣きながら震えていました。

これから人生どうなるんだろう。

ボイストレーニングで起業したと言っても
当時は月商5000円。

とても食べてはいけません。

不安で不安で仕方なかったです。

話は前後しますが、実はこの年の1月から別のコンサルタント
の方もつけていて、よく相談に乗っていただいてました。

その方のアドバイスもあり、とにかく
動き始めました。

1か月に90交流会くらい行きました。

朝、昼、晩です。とにかく必死でした。

そして翌月知り合った方々の中やたまたまfacebookを見た方々
が、僕が来たセミナーに来ていただき、
そして3か月のボイストレーニングコースを買っていただき
月商100万円を超えることができたのです。

「調子に乗りました」

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月に100万円を稼ぎ、翌月も130万円契約をいただきました。

調子に乗って、かつての夢だったタワーマンションに住むことに
決めました。

昔から住環境にすごくこだわるところがあり、
シャワーが温度が変わったり、お風呂に浸かれなかったり、
ユニットバスは嫌だという思いが強く、
綺麗で広くて、コンシェルジュがいるところに住みたいと思ったんです。

で、住み始めて途端に契約が取れなくなりました。

当たり前ですが、月々の支払いが多くなり、
クライアント獲得に躍起になり、それゆえに獲得できない
という状態が続いたのです。

そこで起死回生のためになけなしのお金を払って経営塾に入りましたが
たいして結果も出ず、アドバイス通りに行動もできなくなってきて、
どんどん気力が削がれていきました。

紹介案件が何件か入ったもののの長続きせず
とうとう借金せざるをえない状況になりました。

借金をしながらこのままじゃいけないと思い、
新たな打ち手として社団法人を経営することを
思いつきました。

当時セミナーを一緒にやっていた方に声をかけて
コースを作り、設立記念パーティーをして多くの
クライアントを獲得と目論んでいました。

結果としては大失敗。目論みの1/3未満の成果で
売上は多少上がったものの赤字。

翌月からも頻繁にセミナーをするものの
契約が取れないことと値段が安すぎることから
赤字続きでした。

そんな折にバー経営をやってみないかと言われて、
これまた起死回生の一手だと思い、やり始めました。

飲食店経営の経験もなく、集客もできず、こちらも
儲けるどころか赤字。

ボイストレーニングの赤字を帳消しするために
始めた事業がことごとく赤字をむしろ増やす状態に。

借金は積み重なり、とうとう実家に帰ることを決めました。

「サラリーマンに戻ろうと思っていました」

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もうサラリーマンに戻ろうかな。

そして借金をコツコツ返していこうかなと
思いました。

何をやってもダメ。

一人で稼ぐこともできない。

僕には選べる自由がない。そう思っていました。

そんな折に、これが最後だと思い、以前知り合った
経営コンサルタントの方に相談に行きました。

そうすると、「薄木くんならできるよ、うちの塾はいる?」
と言われました。

費用は100万円。

当時借金だらけだった僕は、さらに借金を重ねるのか
と思い、相当迷いました。

ですが、もうこれでダメならサラリーマンに戻ろう!と
決断して、入塾を決めたのです。

「一つの選択で人生が変わりました」

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入塾して、翌月に700万円の売り上げを上げることが
できました。

自分でも信じられない、ただ契約を外す気が全く
しなくなりました。

本当に感謝です。僕は一つの決断で人生が変わったのです。

「そして今思うこと」

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今、コンサルタントとしてお仕事をさせていただいています。

僕は個人事業主の方を中心に見させていただいています。

それはかつての僕みたいな人間を救いたいからです。

サラリーマンであることしか選択できなかった自分
稼ぐことに必要なことがわかっていなかった自分
稼げないことで存在価値がないと思っていた自分

今変わることができた僕だから、伝えられることが
あるんじゃないかなと思っています。

『僕のミッション』

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僕のミッションは「自立した個を育む」ということです。

僕は昔から引っ込み思案でいじめられてきました。

ですが、歌というものに出会ってまず人生が変わりました。

自分が得意な分野を見つけることで、スポットライトが当たる
場所を見つけたんです。

自分の知識・経験・技術で、自分で稼ぐことができるということ。

それはすなわち人生のスポットライトが自分自身に当たってる
ということだと思っています。

僕は誰にでもオンリーワンでナンバーワンのスポットライトが
当たる場所があると思うんです。

そしてそこで堂々と自分が自分であることを主張するために
何にも依存せず自分自身の力で稼ぐということが必要だと
思うんです。

だからこそ、自分の知識・経験・技術で稼げるような、
「自立した個を育み」たいと思っています。